HamaEndo2_MG_1413ハマエンドウ(浜豌豆) 学名:Lathyrus japonicus
マメ科 レンリソウ属 
分布:北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半
     島、千島、北米。各地の海浜に分布する。
草丈10~20 cm 多年草。
花期:4月~7月。 花は赤紫色の蝶形花で、後に
    青紫色に変わる。
 
 茎は横に張って、上部は斜上する。葉は3~6対の羽状複葉で、先は巻き髭になる。葉の脇から長い総状花序を出す。 
 砂質ないし砂礫質の砂浜に多い。まれに湖岸や川岸などにも見られる。 約30cm の深さまで、砂浜に根を張る。乾燥しやすい砂浜では、初夏の晴天時など、葉を上に持ち上げて折り畳み、白い葉裏を陽にかざして、強過ぎる陽光を反射させている。

 浜豌豆の名は、花や実が豌豆に似ることに由来し、大きめの莢をつける浜豌豆も食用になる。また、花の美しさから、栽培されることもある。   
 
 銚子では、長崎海岸などに、群落が見られる。