Butana_230px-Hypochaeris_radicata_2925ブタナ(豚菜) 学名:Hypochaeris radicata L.
別名:エダワカレタンポポ、タンポポモドキ 
キク科 エゾコウゾリナ属
分布:北海道、本州、四国、九州、ヨーロッパ原産で、昭和初期に
    北海道に入って来たのが最初とされる帰化植物。
     「外来生物法」により、「要注意外来生物」に指定された。
生育地:牧草地、畑地、芝地、荒地、路傍など。
草丈:30~60㎝の多年草、茎に鱗片状のごく小さい葉がつく。
    葉はすべてロゼット状に根生し、裏面に黄褐色の硬い毛を密
    生、分裂するもの、羽状に深く裂けるものもある。
花期:5~10月。  
花径:3~4cm、花茎が分岐して複数の頭花をつける。頭花は舌
    状花のみからなり、タンポポよりは、ジシバリに似る。  


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 名前の由来は、フランスの俗名(Salade de pore:豚のサラダ)の日本語訳。食用にされる。
 元はカントウタンポポが咲いていた場所が、アスファルト舗装され、セイヨウタンポポが増えてきた場所に、ブタナがセイヨウタンポポを駆逐して咲いていたりすることもある。
 固有の寄生虫を持っており、他を駆逐しやすいとされる。

 銚子では、マリーナ海水浴場前の草地ほか、幾つかの場所に侵入している。